ネクタイの「若々しい柄」と「若い人に似合う柄」の違いとは?

COLUMN /

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■「ポジション」「年齢」「体型」を十分に配慮
 
 「山川さんから教えてもらったことを、ずっと実践していますよ」

ーーと、にこやかに声をかけてくださったのは、ある経営者向け講演会で数年ぶりにお会いしたAさんです。 

 最後にお会いしたときと比べると、ふくよかだった体型がスリムになっていてとても若々しい印象。よくよく聞いてみると、半年かけて食事の量を少なくして、今の体型にしたとのことでした。

 ご本人はウエスト周りを気にして始めたそうですが、とくに顎周りはすっきりとして、肌のハリツヤもよく、とにかく穏やかで健康的な印象になっています。 

 そんな姿を見ながら、思い返してみると、私がAさんへレクチャーしたのは、もう5年以上前のこと。

 ふくよかだった30代のAさん、その頃は若手のリーダーでしたが、40代となった現在は、関連会社の代表取締役となっています。ご無沙汰している間に、ご自身にも環境にも大きな変化があったのです。

 男性のビジネススタイルをスーツを例にして考えてみます。

 いつの時代も変わらない不変的なルールがありますが、その基本を踏まえたうえで、「ポジション」「年齢」「体型」を考えてアレンジすることが必要になります。

■高価なものではなく、必要なのは自分なりのアレンジ

 ここで言いたいのは、年齢が上がったので「より高価なものを着ましょう」という単純な意味ではありません。ポジション、年齢、それに加えて現在の体型に合わせて、自分なりのアレンジをしたほうがいいですよ、ということです。 

 わかりやすい例でいうと、ネクタイの柄まず、経営者・経営層の方々に聞きたいのは――

「新入社員がつけるようなネクタイを、今でもつけていませんか?」

 若い人に似合う柄と若々しく見える柄は違います。このあたりの違いを知っておくことは大切です。

 例えば、ブルーのストライプのネクタイ。ブルー系は誰にでも似合うさわやかな色ですが、太めの水色と紺色のストライプは、なんとなく社会人になって最初の1本というイメージはないでしょうか。

 もともとストライプは、“戦う”イメージの柄といわれます。新たに社会に出て、意気込んでいる若手の方がつける柄としては良いですが、年齢も経験も積んだ方が日常的に敢えて選ばなくてもよいのではないかと、私個人的には考えていますもちろん、敢えて“戦闘モード”を出すときに、意識的につけることはモチベーションアップにつながるかもしれません。

 袖丈やシャツの長さをはじめ、しっかりと基本を押さえていたAさんですが、この日はブルー系の太めストライプのネクタイでした。

 企業トップや経営層の方がストライプのネクタイをするのであれば、柄が細めの折柄や落ち着いた色合いであったり、高級感や安定感感じる、そんな新入社員が つける1本とはひと味違うセレクトをしてください。

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この記事の執筆者

yamakawa midori
山川碧子(やまかわ みどり)

株式会社プライムイメージ代表/AICI国際イメージコンサルタント。2006年からビジネスパーソンの印象管理・印象マネジメント®を中心にサポートしています。著書『4分5秒で話は決まる~ビジネス成功のための印象戦略』。お仕事のご依頼はこちらからお願いします。