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不愉快にさせるメールと「また次回」となるメールの違いとは?

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 「メールは感情が表れやすいツールである」と言われます。   そのため、興奮状態で書いたメールは感情的になりやすく、文章にそのまま表れてしまうので、時間をおいてから返信するほうが良いーー。広く一般的に知られていることですが、実際に自分の経験からも感覚的にも、その「時間をおく必要性」を痛感しています。  ここ数日、仕事の依頼のやりとりをメールで何件かしました。メールの受け手として、極端な2パターンがありました。1つは不愉快な感情がわいてくるメール。もう1つはお断りでありながら好印象を残すメール、でした。  不思議なものですが、メールは同じ書体の文字が並んでいるだけなのに、受け手にとっては感情がこもったものになること。一応、ビジネス上のことなので、一般常識を踏まえたうえでのやりとりとなりますが、型どおりすぎても温かみがなく、親しすぎても違和感が出てしまいます。  今回、改めて感じたのは、メール…

見事な営業マンに、見事に買わされた話

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 業界ややり方は違っても、並外れた営業力がある方がいます。仕事を通じて、「トップ営業」と呼ばれる方とお会いする機会も多々あり、その手法などを教えていただいたこともあります。そんな状況のなか、購入者である私が「お見事!」と思った営業の方がいたという、ちょっと生活感が出てしまう週末の出来事です。  東京も厳しい暑さが続くこの時期、我が家の冷蔵庫が、遂に壊れました。冷蔵室が冷えない、常温のままというごまかしようがない壊れ方です。私自身、白物家電についてはまったくこだわりもなく、不便なく使えるものを、壊れるまで使うという感覚。この冷蔵庫も製造年を確認すると・・・大きな声では言えませんが、15年以上前のものでした。  もう迷う余裕もなく、翌日、量販店に行き、冷蔵庫売り場へ向かいました。すると、冷蔵庫売り場は大盛況。たくさん並んでいますが、どれを選べばいいのかまったくわからない状況。敢えて要望を言うな…

平常時にこそ対策を、社長個人としてのリスクについて

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 「実際になってみないと、わからないものーー。」  先日、ある株主総会で、企業のリスク対策をお得意とするW社長とゆっくりお話しする機会がありました。リスクマネジメント、リスクヘッジなど、非常時への対策は企業にとって必須のことですが、実際にはなかなか、平常時にはその必要性はわからないものだというお話をしてくださいました。  確かに、首都直下型地震がいつ来てもおかしくないという状況ですが、その対策が「万全だ!」と言い切れるご家庭がどれくらいあるでしょうか? 我が家も含めてですが、危機感はあっても万全と言い切れるご家庭は少ないのが現実。企業と家庭は違うとはいえ、いつ来るともわからないリスクに対して、お金と時間をかけて事前に万全な準備をすることの難しさは、十分に理解できます。  最初からリスクとわかっていることへの対策はできても、平常には普通のことが、ある日突然、大きなリスクに変わっていく数々の実…

リーダーのクールビズの基本2018

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    「自信がないならば、シンプルに徹するべしーー」  これは弊社のクールビズの考え方の基本です。暑い時期、軽量化するはずのクールビズの装いが負担や過剰な気遣いとなっては本末転倒です。   夏でもエアコンの設定温度28℃で快適に過ごせる夏の軽装というコンセプトで2005年にスタートしたクールビズですが、今では実施率は9割以上といわれます。確かに、「弊社ではクールビズの実施はしていません」と言い切る企業が、最近はほぼなくなりました。  認知度、実施率が高まり、業界を問わず浸透したクールビズ。環境省から装いのガイドラインは出てはいますが、実際は各企業によって違いやこだわりどころが違っています。服装のカジュアル度というよりも、お客様に会う日と合わない日、外出する日と社内にいる日、それによって使い分けているという声が多く聞かれます。  ネクタイをはずせば、カジュアルーーー。   確かに…

『プライムイメージ5大戦略セミナー』を開催しました

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弊社代表・山川による「社長と事業の魅力を最大化するプライムイメージ5大戦略セミナー」を、6月14日(木)東京・国際フォーラムにて開催しました。ご参加いただきました皆様の事業拡大のお役に立てましたら幸いです。ありがとうございました。 → 詳しくはこちらをご覧ください。  

礼儀正しさを一瞬にして逆転印象させる無意識のこととは?

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 「お金、払った覚えがないんですけどーー」。  そのひと言に対して、相手の男性からの無意識な反応が、私をイラっとさせました。でも、この反応は、自分でも無意識にやっていそうな反応。改めてやられたほうになってみると、これは大変不愉快になる反応だということに改めて気付きました。  場所は病院。相手は事務の30歳前後の男性。頼んでおいた書類を受け取りに行ったときのことです。書類を受け取ったときに、私が「お会計は?」と聞いたところ、書類は前払いとのこと。数カ月前に依頼したため、記憶があいまいではありますが、払った記憶がありません。それで出たのが、「お金、払った覚えがないんですけどーー」。  言い終わるか終わらないかというとき、出たのが、視線を斜め下に落としながらの相手の“フフッ”という笑い。この笑い、されたほうは大変嫌な感じを受けます。ですが、“フフッ”とした本人は、全く意に介していない様子です。 …

“透明のビニル傘”に見る社長の象徴とは?

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 人それぞれ、人と会ったときにチェックするアイテム、というものがあります。「あえて言うならば、腕時計」という声を男性からはよく聞きます。一般的によく言われる文房具や小物、靴といったものから、「そんなところ、見ているの!」と驚くものまで、こだわりどころは人それぞれです。  ここで“こだわりどころ”と言っているのは、一流ブランドだからよい、高価なものだからよい、というネームバリューや価格だけを言っているのではありません。そこはまず、カン違いしてほしくない大事なところです。  6月になり、梅雨に入ります。ジメジメして汗ばむ、さらに雨も降るという誰もが不快に感じるこの時期は、雨傘、レインシューズ、防水スプレーにいたるまで、雨にまつわるアイテムの使用頻度が高くなります。  こうした時期、私の個人的なこだわりどころとしては、その人の持つ「傘」に目がいきます。この傘が高級であるとか、ブランドものであると…

トップだから見せるべき、見えてしまう本当の感情とは?~日大アメフト問題の場合~

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 ここ最近、その動向が注目されていた日大アメフト問題ですが、やっと着地点が見えた様子です。それぞれの記者会見を見ましたが、【監督】【コーチ】【選手】は、企業で言うならば、社長、中間管理職、社員の立場。三者三様に比較対象となるわかりやすい違いが出ていました。  指導者としての善悪や組織の体制、言った言わないでなく、あくまでも3人の比較が今回のテーマ。企業のトップであれば、いつ、なんどき、このような記者会見や取材を受けることになるかわかりません。当然ながら状況は違うはずですが、今回のアメフト問題から、得る教訓は少なくないはずです。  人の上に立つ立場であれば、どんなときも冷静に対応できる、自分の感情をある程度、コントロールすることも必要です。しかし、この【監督】を見ていると、「冷静」と「無感情」は大きく違うものだということがわかります。当事者であるはずなのに、どこか他人事のような表情の数々は、…

多様化の時代に、没個性とするか?スタートラインとするか?

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 「周りと同じで、考えなくていいのでラク――」  就職活動真っ盛りの時期ですが、就職活動中の学生たちは、こんな思いで“無難な黒”のリクルートスーツを着用しているといいます。企業では、2005年からクールビズがスタートし、社員の服装はカジュアル化が進んでいるにも関わらず、リクルートスーツは、制服のように黒一辺倒となっています。  実際に、大学生協を通して売れるスーツは、男性用6割、女性用のほほ全てが“黒の無地”。90年代前半は、女性の就職活動用スーツは、紺やグレーやピンクをはじめとしたパステルカラーも一般的で、今と比べると女性のスーツは確かに派手な印象を受けます。その後、就職氷河期にカラフルな傾向がなくなり、2000年以降は黒が中心となって、今に至ります。女性の活躍、多様性が叫ばれる現在、その象徴ともいえる服装が単一傾向になっているというのは皮肉なものです。  みんな同じ黒というのは、没個性…

いくつもの“良い”を打ち消す1つの“ダメ”の影響力

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 「言うだけならば、誰でもできるんですよねーー。」  先日、ある企業からご相談をいただき、お打ち合わせの機会がありました。非常に前向きな内容のご相談で、これまでのコンサルティングにプラスアルファの要素が必要な内容。大きなプレッシャーを感じる反面、これまでとは違った視点も必要とされ、やりがいがありそうな案件です。  打ち合わせの場で、詳細をお伺いしていると、対象となる経営層の方の良い点、悪い点の話しになりました。ここでは抽象的な言い方になりますが、一般的に他者の「良くないところ」「気になるところ」は、「良いところ」より目につきやすいものです。この場では、良くないところ、気になるところを「敢えて言ってください」とお願いしたところ、そんなに苦労する様子なくネガティブなことはいくつも出てきました。それに比べると、「良いところ」は、すぐに出てくるのは1つ2つ程度です。  この場合、オフィシャルな視点…