なぜ、オンライン化でワンステップ増えるのか?

COLUMN /

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選択肢がない!となると適応力があるもの

 「自分の仕事のなかで一番、変化が大きかったことはーー?」

 コロナ禍によって、リアルからオンラインへの急速な変化は、誰もが実感していることです。

 オンラインでの会議、オンライン・セミナー(ウェビナー)は、一般的になりました。4月の時点では、zoomを知らなかった人も今では無理なく使いこなせていますし、ITが苦手だと自負していた人も自分からウェブ会議の予定を入れてくるようになりました。

 年代、性別、職業を問わず、人は「適応力がある」と改めて思います。他に選択肢がない!となれば、文句も苦手意識もなくなり、自然と受け入れられていくものと、この数カ月、実感しています。

 みなさんの仕事でも大なり小なり変わったことがあるはずですが、そのなかで一番の変化は何でしょうか?

 私自身の仕事でいうならば、「完成形の変化」

 オンラインが一般的になったことによって、納品形態が変わったこと。つまり、これまでは、「リアルをより良くするための印象マネジメント」だったコンサルティングから、その先にさらに一歩、「オンラインでの印象マネジメント」を考える必要が出てきました。

 リアルだけでは終わらない、さらなる1ステップが増えたのです。

 

ハイブリッド型で最善のかたちを目指すパターン

 先日、以前からお付き合いのあるクライアント様へレクチャーをさせていただきました。プレゼンテーションにしても、オンライン化によって現場の方々も試行錯誤している様子を目の当たりにしました。

 何を求めるか?何を優先するか? それは一番最初に明らかしておかなければいけないこと。それを満たすためには、どこをオンライン化して、どこを最低限のリアルとしなければいけないかの見極めができることが重要です。

 職種や内容によるという前提ですが、すべてオンラインで完結できれば、一番良いかもしれませんが、どうしてもリアルとの融合、ハイブリッド型で最善のかたちを目指している状態です。

 弊社の場合、オンライン化によって、リアルよりステップが1つ増えたということになります。さらに先行く一歩にどう対応していくか? 

 オンライン化したからと、すべてが簡略化の一途にはならない。逆に増えていくこともある。これにどう対応できるかが、今の時代のカギといえそうです。オンライン化したからこそ、増やさないといけないワンステップは、御社の場合は何でしょうか?

 

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