コロナ禍の連休はもっと自分を甘やかそう

COLUMN /

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みんな救いの言葉を欲している

  本来だとGWのはずが、今年はホーム・ステイ・ウィークとなってしまった2020年。自粛生活も20日を過ぎ、心身ともに疲れが出てきて、心がささくれ立っているという人も少なくないでしょう。

 こんな時期、「心に響く!」と話題になっている日本テレビ・藤井貴彦アナウンサー語録を目にしました。ニュース番組『news every.』のメインキャスターであり、実力派アナとして知られているようですが、私も今回、初めて注目した方でした。

 見た目はひと言でいうと、冷静で真摯的な印象。その内面と人柄が言葉に出ているというのが、アドリブで視聴者に語りかけるコロナ語録の数々です。言葉で伝えるプロとはいえ、このタイミングで、老若男女誰もが欲している言葉を率直に伝えられる、というのはアナウンサーの誰もができるわけではありません。この藤井アナでなければ言えないことです。

 「~ここから先は少しずつ、緊急事態宣言後の私たちの行動が形となって表れてくることですが、大切なのはその先です。2週間後の未来を変えられるようにご協力お願いします。」(緊急事態宣言から1週間後の4月14日)

 「~医療関係者も一人の人間です。初めて出会う患者の命を必死に救っています。冷たい視線は今すぐ暖かい支援に変えなければなりません。」(4月15日)

 「~感染防止を徹底したうえで、ひと言お互いに『ありがとう』といえたらホッとするかもしれません。たくさんのものを我慢してあきらめる日々を過ごしていますが、他人を思いやる心まで失わないでいること。これが大切です。」(4月17日)

 「~不用意に生活エリアを超えた移動をしないこと。これが誰かのふるさとを守ることにつながります。」(4月20日)

 「~もちろん、お客様は神様ですから、生活を支えてくれる店員さんに神対応でお願いします。」(4月23日)

 こうした藤井アナのコメントに対して、視聴者からは「涙がでる」「心に刺さる」「気持ちが鎮まった」「政治家よりわかりやすい」といった声が数多く寄せられているといいます。

 みんな救いの言葉を欲しているーー。それを言ってくれているのが、今は藤井アナです。

 みんな言葉で癒されたいーー。日本人は「言わなくてもわかる」「言わなくても伝わる」と思う傾向がありますが、それは大きな間違い。意図することがあるのならば、しっかりと言葉で伝えることがどんなときも大切であること、その代弁者が藤井アナなのです。

 

ときには自分を甘やかすことも必要?

 みんながみんなツライ状況である自粛生活の今。こんなに時間がある連休だから、アフターコロナを見据えて、次の一手を!と考える人もいるでしょう。ですが・・・・・・ちょっと考え方を変えてもいいのでは? 今は自分をちょっと甘やかす、そんな時期と考えてもいいのではないでしょうか?

 結構、これまでみんながんばってきてますよね? 

 「がんばっている!」と大きな声で言えませんが、経験したことのない状況での置かれた立場で、相当、みなさん“がんばっている”はずです。GWがホーム・ステイ・ウィークになりましたが、この時期だけは、もっともっとみんな自分を甘やかしましょう。要は家でこれまでにない、流されるままの生活でよいのです。

 私はというと・・・・・・(あまり参考にはならないとは思いますが・笑)

 にぎやかな都心のマンションでの家族一緒の自粛生活は、木々の緑にも、鳥のさえずりにも癒されるわけでもなく、スペース的、距離的、気分的にも圧迫感を感じる毎日には、だんだんと滅入ってきてしまいます。

 ホーム・ステイ週間の最初の週末は、天気の良い小春日和。孤独に本が読みたくても、孤独にもなれない状況にちょっとイライラ~。20年近く住んでいて、未だかつてやったことがなかったことをひらめきました!

 決して広くないベランダにイス出して、そこでの読書。普段は交通量の多い階下の道路は車も少なく、意外なほど静か。ポカポカと温かい春の日差しを受け、日焼けが気になるので帽子をかぶり、イスに座って足を伸ばしてリラックス。耳に挿したAirPods Proからは、おすすめしてもらった心穏やかなになるMusic、そしてめったに読むことのない大人の恋愛小説を読んでみるのです。自粛生活の午後、ちょっと自分を甘やかした時間は、思いのほか充実した時間となりました。遠慮なく、自分を甘やかすのもいいものです♪

 

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