スーツがないと何を着ていいかわからない人たち

COLUMN /

No.166_top_パターン3

 

これを着ていれば安心な制服を着なくなって

 「スーツ着ていればよかったけど、着なくなったから困ったーー」

 というのは、オンラインで打ち合わせをした方のコメント。実際にこういう40代以上の男性ビジネスパーソンは多くいると思われます。

 クールビズがスタートしたのは2005年(今から15年以上前なのですね!)。年々、その認知度が高まり、近年の夏はビジネスカジュアルがスタンダードになりました。

 ビジネスシーンのカジュアル化は進んでいたところに、さらにコロナ禍による在宅勤務やオンライン会議により、スーツを着る機会が大きく減少しました。

 確かにスーツは、ビジネスマンの制服。あまりに突飛な色やかたち、シワや汚れが目立つなどがなければ、これさえ着ていれば、ある程度のラインはクリアができます。

 この制服がないとなると、着ていれば大丈夫なものがなくなるわけですから、一部の洋服好きをのぞくと、心許なくなる気持ちは十分に理解できます。

 「何を着ればいいのーー?」という質問に対しては……

 ・ビジネスカジュアルでのポイントは~

 ・オンラインでは~

 と、How to的なことはお伝えできますが、それで心配が解決するわけでもありません。

 この年代の服装に自信がないみなさんが心配しているのは、突き詰めていくとーー

 「オヤジくさい」と言われないためにはーーー? ということのようです。

 

ネガティブな原因そのものを変えていく

 40代以上であれば、「もうしょうがない」とあきらめるか、もしくは「できることはやろう」とするか。この違いが大きく二極化を生むポイント。

 言われてうれしい言葉ではないので、言われないようにちょっと配慮すれば、違いがグンと出ることでもあります。

 How to的なことならば、やるかやらないかのに選択なだけですが、このコロナ禍の流れは、服装だけでなく自分の体型や外見そのものに大きく感心が移ったことです。

 「こんな服装をしても、このお腹では……」といったネガティブな思いも、コロナ禍による健康志向の高まりと、時間的な余裕が相まって、そのネガティブな原因そのものを変えていった人が周りにも何人もいます。

 その方法は、トレーニング系を中心に食生活や生活サイクルであったりしますが、体型が変化、それによって得た自信がすべての好循環となっている様子です。

 周りにこういう方がやけにいるのは、コロナ禍の数少ないメリット。スーツを着なくなって悩んでいた人も、違った意味で大きな自信を得た、それはとてもいい変化ですよね。

 

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