世代間ギャップがあっても、これだけはアナログに返ること

COLUMN /

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出会いのかたちに世代間ギャップあり

 コロナ禍でなかなか会う機会のなかった30代男性経営者と久しぶりにランチをしていたときのこと。最近、彼女ができたという報告を受けました。

 その明るい表情からもプライベートの充実ぶりが伝わってきて、塞ぎ込みがちな今の時期の気分を一気に明るくしてくれる話題でした。その出会いを聞いてみると、スマホのマッチングアプリからの出会いだったといいます。

 アナログ世代の私としては、その仕組みや付き合いに至る過程を興味深々シンシンで聞いていましたが、なかなか画期的なシステムであることを実感しました。確かに候補者がアプリ上で何人も出てくれば、相手探しにかける時間や手間は大幅に短縮できてしまいます。

 何よりも実際にそのアプリを使って出会い、結婚まで視野に入れた付き合いをしているという人を目の前にしているのですから、アプリの出会いに慣れない昭和世代への説得力も高まります。

 実際にその人自身も、最初はアプリでの出会いに抵抗感があったといいます。その抵抗感は、世代ごとに違いがあり、独自分析によると30代後半を境に、それより上は抵抗感があり、下は抵抗感がない傾向が見られるのだとか。

 確かにそこに世代間ギャップがあることは、確かでしょう。自分自身の感覚からいって理解できない部分がありながらも、これも時代の流れだと受け入れている部分は否めません。

 

当たり前のようにアナログに返ること

 そのアプリでの出会いから始まった2人の話をいろいろと聞いて、笑ったり、驚いたり。そして、当たり前といっては当たり前ですが、結局はアナログでの最終判断に行きつく、というのです。

 つまり、最後は、実際に会って決める、ということ。どんなに画像のルックスが自分の好みでも、オンライン上でやりとりの感じが良くて気も合い、コミュニケーション上手な相手であっても、実際に会って、「あれ???」となれば、それで終わってしまう。

 繰り返しになりますが、そんなことは当たり前といえば当たり前で、常識といえば常識なのかもしれませんが……いくらネット主体の世の中になっても、オンラインでほぼすべてが片付くとしても、唯一無二な「人」を選ぶときは、アナログに返る、ということが、ここへきて新鮮にさえ感じてしまったのです。

 まだまだ、オンラインで完結できないものはあることを改めて実感。オンライン時代、そのコンサルティング手法をいろいろと考える今日この頃、「出会いもハイブリッド型(といってもよいのだろうか。。。)かぁ」と改めて思う出来事でした。

 

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