“眉間のシワ”を気にする人が最初にやることは?

COLUMN /

No.204_パターン1

 

■無意識なときの自分はどんな表情か?

 表情の良し悪しは、人の印象を決める重要な要素です。年齢や性別を問わず、明るくイキイキしている人は、やはり表情にも表れています。

 では、良い表情、良くない表情とはどんな表情かーー?となりますが、その前に大事なのは、普段、自分自身がどんな表情をしがちなのかを客観的に知ることです。

 知っておきたいのは、無意識なときの自分のしがちな表情

 人前では気を使っていても、素のときにはどんな表情をしがちか? 知っているようでわかっていないものです。

 無意識に出ている人が多いのが、眉間のシワ。男女問わず、出る人には出ています。

 何かに集中しているとき、熟考しているときなど、無意識に眉間にシワが寄る。自分自身では、不機嫌なつもりも批判的なつもりでなくても、この眉間にシワがあることで、相手にはネガティブに受け取られることもあります。

 「眉間にシワが寄っているよ」と言われるのは、「その表情、良くないよ」と遠回りで注意をされているということです。

 

■力が入れば表情も険しくなりがち

 こういう私自身もある時期、眉間にシワを寄せていることが多かったようで、「眉間のシワ!」と、よく親しい人から言われていました。

 そもそも眉間のシワにことをよく注意してくれたのは、毎朝の習慣となったYogaの先生でした。ここにシワが寄るということは、眉間近くに無意識に力をかけているから、とのこと。

 確かに目元に力が入っていると、険しい表情になり、眉間のシワもできています。

 そんな自覚もなく集中しているのですが、指摘されると、確かに目の周りにグッと力を入れていることに気付きます。そして、この力みをなくすと、ふっと顔の筋肉全体が和らぐ、そんな違いが実感できます。

 この眉間のシワも、歳を重ねるほどシワが戻らずに眉間に刻み込まれるようになってしまいます。まず表情に変化を与える一歩としては、自分の顔の力加減について自覚をしてみることが必要です。

 今は進化した化粧品や美容器具で眉間のシワ対策もできますが、それよりもまず心がけたいのは、普段の表情にムダな力みをなくすこと

 確かにやってみると、目元が力んでいる、緩んでいるの違いが実感できます。

 良い表情を作るためのノウハウはいろいろありますが、基本はこれ。

 普段から目元の力を抜くーーこれが化粧品や美容器具より前にやるはじめの一歩ですね。

 後日談ですが・・・・・

「眉間のシワ!」とよく注意されていたのは2年前くらいのこと。その時と比べると、確かに眉間のシワは目立たなくなっているので、その違いは確かにあるのかも、と思います。


この記事の執筆者

yamakawa midori
山川碧子(やまかわ みどり)

株式会社プライムイメージ代表/AICI国際イメージコンサルタント。2006年からビジネスパーソンの印象管理・印象マネジメント®を中心にサポートしています。著書『4分5秒で話は決まる~ビジネス成功のための印象戦略』。お仕事のご依頼はこちらからお願いします。