オンラインの鉄則を知っていてもできない理由

COLUMN /

No.123_top_パターン4

 

わかっていること、できることの違い

 「頭でわかってはいるけれど、できるかわからないーーー」

 こんな言い方をよく使いますが、コロナ禍で一気に加速したオンラインでのやりとりも同じことです。

 対面でのやりとりに対して、オンラインの特徴というのがあります。その特徴を知り、それを意識して画面上のやりとりをすることが必要になるわけですが、まずはその違いがわかっているでしょうか?

 まず、オンラインで知っておきたいことは、これ。

 リアルで良いことが「普通」、 

 リアルで普通のことが「悪く」見える

 ーーーそれがオンラインの特徴です。

 普段通りの表情では、「無表情」に見える、

 普段通りの話し方では、「不愛想」に聞こえる

 そのため、いつよもりも口角を上げて、にこやかに話しましょう、口を大きく動かしてはっきりと話しましょう、明るい笑顔を心がけましょう、とは言ってみても……この通りにできる人は“まれ”です。

 言われると、意識はするものの、実際の画面では大きな変化として表れていないのが一般的です。わかっていることとできることは、やっぱり違うのです。

 

自分の自覚と相手からの見え方の大きなギャップ

 先日のオンランでのレクチャーのときのことです。

 オンラインの特徴を一通り説明した後に、参加者の方々に聞いてみたところ、自分が無表情や不機嫌そうに見えるという自覚がある人は、ほぼいませんでした。ですが、実際に画面のこちらから見ると、無表情や不機嫌に見えない人のほうが少ないくらい。そこには大きなギャップがありました。

 大きく口をあけて笑っている人は笑っているように見えるけれど、 微笑みを浮かべている程度の笑い方では、相手にはまったく伝わりません。

 レクチャーでは、「大きく笑いましょう!」という基本事項はお伝えしますが、さて、実際にこれをできるビジネスパーソン(とくに男性)はどれくらいいるのだろうかーーー?と思わずにいられません。

 まったく気付かなかったことに気付きを与えて、変化させるのは重要なことです。ですが、自分ができること、できないことがあるのも確か。性格やキャラクターによって、ムリがあることがあるのも確か、です。

 オンライン用として、自分で実際にできることを見極めることも大切です。つまり、わかってはいるけれど、「自分はムリ!」と思ってしまうことは、結局、できない。これならばできるかも、ということを確実にやるほうが、違いが出てくるのです。

 今の時代、自分のスマホの動画で自分自身を1分程度でいいので録画して見てみると、画面越しのリアルな姿も確認できます。まずは、見てみて自分でどう思うか?それをチェックしてみるといいですね。

 そして、表情なのか、話し方なのか、自分が変えたほうが良くなる、と自分で思うことを改善するようにします。いくらレクチャーで私が伝えても、自分自身で納得ができないと変化につなげることはできません

 とにかく「腹落ちしたことを確実に」、これが重要です。

 

画像2


この記事の執筆者

editor