批判・否定されたとき、器の大きい人がすることは?

COLUMN /

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取り残されていくのはこんな人?

 「ゴルフを一緒にすると、その人の本来の性格がわかる」

 という話をよく聞きます。私自身はゴルフをしないので、自分の経験として語ることはできませんが、仕事とは離れたある1つのことを通じて、人それぞれの反応や対応によって、その人本来の姿が見える、ということは理解できます。

 ここ1カ月ほど、とある案件の話をする機会が何度もありました。経営者をはじめとした経験も実績も豊富な方々が多いので、多種多様な反応が返ってくるのは当然のことです。

 ですが、その人の考え方の傾向や自分とは違ったものやことへの反応、肯定から入るか、または否定から入るか。さらには、すぐに動くか、いつまでも先延ばしにするかなど、いろいろな面が手に取るようにわかり、意外だったり、やっぱりなぁ~と納得したり。

 改めて、同じ一つのものごとでも、人によって捉え方がここまで違うのか、というのが第一。極端な言い方をすれば、年代や性別、職業や属性によって、ある程度の傾向はあるように感じますが、結局、大きく違いがあるのは、その人が「新しいことを受け入れる」態勢ができているか、できていないか、に尽きるようです。

 コロナ禍によって、これまで通りではいけない、変えていかないことには前に進めない、という経験を誰もがしました。でも、これはビジネスの分野だけでなく、広い意味で生活すべてのことに当てはまるようです。

 結局、頭が固い人は取り残されていくーーーということでしょうか。

 

その人本来の姿が見える場面とは?

 年代や性別、職業によって、一括りにされることがよくあります。やはり経営者の女性はまだまだ多くはないので、規模の違いはありますが私もここにカテゴライズされることが多いようです。

 そして、前述した1カ月前からの案件を通じて、同じ女性経営者であっても、本当に器が大きい人だなぁ~と感じた人がいました。

 その理由はーー?と考えてみると、「自分への否定的・批判的な人への対応が見事!」に尽きます。

 問題が起きたとき、どんな大きなことでも突き詰めて考えていくと、原因は「人」にあること。企業経営をしていればもちろんですし、人の上に立つ立場になれば、経験したことが一度や二度はあるはずです。その原因を良き方向へ導いていくのがリーダーの役割ですが、相手への対応、自分自身がブレない安定感の維持……なかなかできることではありません。

 そして、一番信じているはずの自分自身への批判や攻撃、不利な立場に追い込まれたとき、そのときの態度や言動は、やはり一番その人本来の姿が見えるものです。

 そんなときにも、大きく動じることもなく、余裕の笑顔を浮かべたまま、ソフトな口調は変わらぬまま、相手にポジティブな言葉かけることができる。これが本当の“鉄のメンタル”の持ち主であり、本当に器の大きい人であることを、目の前で実感しました。

 いつも笑っている人が一番強い人、それは間違いなさそうです。

 

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