「ストレスは人生のスパイス」と言える日はいつ?

COLUMN /

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いつか「afterコロナ」となるときには……

 人はどこか相通じるものがある人と一緒にいると心地良く感じるものです。

 それが「気が合う」といういうのかもしれません。

 人と会う機会が少なくなってしまったコロナ禍の昨今。よく聞こえてくるのが無駄なものの断捨離、それと同時に限られた時間のなかで会う人を選んでいるということ。

 結局、ビジネス、プライベートを問わず、気が合う人とだけ会う、となると確かに、ムダなストレスはないかもしれません。

 緊急事態宣言の延長に延長が続く、東京は誰もがストレスフルな状況です。

 人それぞれが、それぞれの方法で、自己防衛をしている今は、確かにストレスを少しでも減らすことがメンタルヘルスを考えるうえで大切です。

 「withコロナ」が長く続いても、今は見えなくとも「afterコロナ」となる日がいつかはやってきます。

 ふと、20代の頃、編集者時代に心理学の先生から教わった言葉を思い出しました。

 「ストレスは人生のスパイス」という言葉。

 このとき初めて知ったのは、「良いストレス」と「悪いストレス」があるのだということ。その頃の私は、「良いストレス」は「刺激」とも言い換えられるのだと、自分なりの解釈をして納得した記憶があります。

 ―――と考えると、ものも人も断捨離して、ストレスがない毎日も今はいいけれど、やがて、刺激(=良いストレス)を欲する時期もくるのかもしれません。

 

同じような考えの人だけの心地良さとコワさ

 価値観の違う人といると、ストレスがたまるーーと言う人がいました。

 確かにそうかもしれないし、コロナ禍ではそう思うことも多いのかもしれません。

 コロナに対する考え方は、人それぞれ違います。

 わりやすく言うと、予防接種をする人としない人。

 住んでいる地域や職業をはじめ、考え方によっても違うわけですから、絶対にどちらが良いとは、言い切れません。

 コロナの終息を願うのはみんな一緒ですが、その考え方もいろいろです。フランスではワクチンパスポートが原因となり、大きな暴動が起きたというニュースがありました。

 実際に私の周りでも、当然のように接種を受ける人もいれば、やらないと決めている人もいます。その理由もはっきりとしたものがあります。

 ワクチン接種はあくまでも一例ですが、自分と考えの違う人を排除してしまいがちな今、同じような考えの人だけが集まって、それを心地よく感じていることに、コロナ禍で見えてきたコワさをちょっと感じる今日この頃です。

 さて、みなさんはどう思いますかーーー?

 

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